名古屋テレビ塔の誕生 - 名古屋商工会議所のあゆみ | 名古屋商工会議所の沿革・歴史を紹介する「名古屋商工会議所のあゆみ」

昭和(中期~後期)の出来事 1946~1989

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昭和29年(1954)
名古屋テレビ塔の誕生

日本初の集約電波塔

 日本で最初の集約電波塔である名古屋テレビ塔は、昭和29年、戦後の復興・都市計画の中で、観光とテレビ放送用電波発信のために作られました。
 同テレビ塔は、東京タワーができるまで日本一の高さ(180m)を誇り、内部に展望所エレベーターの設備を施すなど、東洋のエッフェル塔ともいうべき観光施設として誕生(総工費2億3,000万円)。久屋大通の真ん中にそびえ建ち、90mのスカイデッキ、100mのスカイバルコニーからは、名古屋の街並みが一望できます。
 開業当時、人々は「日本で最初に建設された電波鉄塔にのぼろう」と長蛇の列を作りました。そして、翌年の4月には来場者が100万人を越え、戦後の名古屋の新名所となったのです。  
 また、本所は、名古屋テレビ塔の建設に向け、財界から2,000万円を募集し、名古屋テレビ塔株式会社の設立を推進するなど、建設促進に尽力しました。

完成直後のテレビ塔(写真提供:名古屋テレビ塔株式会社)

完成直後のテレビ塔
(写真提供:名古屋テレビ塔株式会社)

完成間際のテレビ塔(写真提供:名古屋テレビ塔株式会社)

完成間際のテレビ塔
(写真提供:名古屋テレビ塔株式会社)

開業初日。日本初の集約電波塔に登るため多くの方が列をなしています(写真提供:名古屋テレビ塔株式会社)

開業初日。日本初の集約電波塔に登るため多くの方が列をなしています
(写真提供:名古屋テレビ塔株式会社)

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