会頭コメント

平成28年度政府予算案の決定について(2015/12/24)

平成28年度予算(案)は、将来の我が国の成長、発展を見据え、デフレ脱却と経済の好循環を目指すとともに、1億総活躍社会の実現に向け、重要課題に対し必要な予算措置が講じたものと考えている。

予算総額は96.7兆円と過去最高となったが、税収の伸び、社会保障費増加の抑制などにより、新規国債の発行額は4年連続で前年を下回り、国債依存度も一時期の50%近い水準から30%台半ばへ下がってきたことについて、一定の評価を与えたい。

来年度の経済については、設備投資の増加などで1.7%と緩やかな回復を見込むとともに、個別施策では、子育て支援、経済の底上げ、観光立国の推進などが重視されたことに注目している。

中小企業関連予算では、モノづくりやサービスの革新に取り組む事業者に対する支援が強化されたほか、商工会議所が取り組む小規模事業者への経営支援の拡充、中小企業の再生支援や後継者問題を抱える事業者に対する事業引き継ぎ支援などが盛り込まれ、心強く感じている。

政府におかれては、本予算を早期に成立させ、経済成長につながる施策を着実に実行していただきたい。

名古屋商工会議所
会頭  岡谷 篤一


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