提言・要望

国際競争力強化プロジェクトを支える
広域幹線道路の整備促進要望について

当地域は、自動車関連工業を中心とする産業の集積により、世界有数の産業圏域として、今や世界経済の中で大変重要な一角を占めています。

百年に一度とも言われる世界的不況の中、当地域が一日も早く元気を取り戻し、「モノづくり」などの拠点として世界経済を牽引していく役割を十分に果たすためには、産業の国際競争力の一層の強化が不可欠であり、経済のグローバル化に対応した国際物流拠点の形成など、豊かで活力ある地域づくりを官民一体となって進めていく必要があります。

平成14年以降総取扱貨物量全国第1位を誇る名古屋港では、次世代高規格コンテナターミナルの整備など、国際物流拠点としての整備が着々と進められております。

また、中部国際空港は、成田国際空港・関西国際空港と並ぶ国際拠点空港として我が国の航空輸送の発展に大きく貢献しており、早期の完全24時間化に向けて、2本目の滑走路を必要としております。

これらの国際物流拠点を結ぶ広域幹線道路ネットワークのスピード感ある整備を行い、早期に陸・海・空一体となった総合的な交通体系を構築することが不可欠であります。

よって、次の点について格段のご配慮をいただきますようお願い申し上げます。

  1. 新東名高速道路(豊田東ジャンクション以東)については、1日も早く供用を図っていただきたい。
  2. 名古屋環状2号線について
    • (1) 東部・東南部(名古屋南ジャンクション〜高針ジャンクション間)については、1日も早く供用を図っていただきたい。
    • (2) 整備計画区間に格上げされた西南部・南部(名古屋西ジャンクション〜飛島インター間)については、三大都市圏の環状道路の一つに位置づけられており、スーパー中枢港湾である名古屋港への広域的なアクセス道路であるため、早期整備を図っていただきたい。
  3. 新名神高速道路、東海北陸自動車道、近畿自動車道紀勢線、東海環状自動車道、中部横断自動車道について、整備促進を図っていただきたい。
  4. 高速道路を有効に活用し、地域の活性化を図りつつ物流コストを低減するため、より一層の料金低減施策の実施や、スマートインターチェンジの設置などに積極的に取り組んでいただきたい。

平成21年7月

名古屋商工会議所会頭
岡 田  邦 彦
社団法人中部経済連合会会長
川 口  文 夫
中部国際空港株式会社代表取締役社長
川 上    博


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