2026年07月14日
~会員企業のリスクマネジメント支援のさらなる充実に向けて~
名古屋商工会議所では、2026年7月14日、シリーズセミナー「企業防衛」第1弾「メンタル不調・休職・離職を防ぐ実践対応セミナー」を開催しました。
近年、メンタルヘルス不調による休職や離職への対応は、中小企業にとって重要な経営課題となっています。
本セミナーでは、従業員の健康を守ることが企業の持続的な成長や事業継続につながるとの考えのもと、企業に求められるリスクマネジメントのあり方や、実践的な対応策について学びました。

当日は、メンタルヘルス・マネジメント検定広報大使であり、元東京海上日動火災保険株式会社広域法人部専門部長の横山昌彦氏を講師に迎え、メンタルヘルス不調への理解から、休職・復職支援、企業として備えておくべき制度設計まで、実例を交えながら分かりやすく解説いただきました。
講演では、職場における長期離職の多くが、けがや身体的な疾病ではなく、メンタルヘルス不調を要因としていることが紹介され、従業員の心身の健康を守ることは、人的資本を守り、企業経営を支える重要な取り組みであることが説明されました。
また、復職支援に関する事例では、ストレスによる記憶力や集中力の低下が業務に影響を及ぼすケースが紹介され、本人だけの問題として捉えるのではなく、職場全体で理解し支える環境づくりや、管理職による適切な対応の重要性についても解説されました。
さらに、休職者への支援にあたっては、公的制度の仕組みを理解した上で対応することの重要性や、あらかじめ休職・復職に関する社内ルールを整備しておくことが、従業員にとっても企業にとっても安心につながることが紹介されました。
加えて、病気やけがによる長期休業に備える具体的な選択肢として、商工会議所会員向け保険制度「休業補償プラン」など、リスクを適切にマネジメントするための支援策についても説明がありました。
参加者は熱心にメモを取りながら聴講し、メンタルヘルス対策を「従業員個人の問題」ではなく、「企業を守るための経営課題」として捉える視点や、予防・早期対応・復職支援・経済的な備えまでを含めたリスクマネジメントの重要性について理解を深めました。
名古屋商工会議所では、今後も企業を取り巻くさまざまなリスクへの対応をテーマとした情報提供を行うとともに、共済・保険制度をはじめとする具体的なリスクマネジメント支援を通じて、中小企業の持続的な経営を支援してまいります。
説明の様子
以上
お問い合わせ先
中小企業部 共済グループ (担当:田中利直)
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