日本列島太平洋岸のほぼ中央に位置する名古屋港。中部地域の海の玄関口として、モノづくりとくらしを支えてきました。2023年の総取扱貨物量は 1億5,800万トンと 22年連続日本一を記録。貿易額は 約22兆5,000億円、貿易黒字額は7兆8,000億円超を記録するなど、まさに我が国経済を牽引している名古屋港です。
名古屋港は、当地域の産業活動を支えるため、コンテナや完成自動車の取扱をはじめとした港湾機能のさらなる強化に取り組んでいます。とりわけコンテナ物流機能の強化は、名古屋商工会議所をはじめ港の関係者が一体となって取り組んでいる最重要施策です。
今後は、情報通信技術を活用した港湾のスマート化を目指し、コンテナ情報を一元管理するコンピューターシステムの充実・高度化やコンテナターミナルの生産性向上を進めていきます。
引き続き、アジアの成長を取り込み、我が国の経済と産業の成長を牽引する「国際産業戦略港湾」を目指していきます。
一度に多くの観光客が訪れるクルーズ船の寄港は、賑わいと活力溢れる港の実現と、観光振興や地域経済の活性化にもつながるものです。
名古屋商工会議所では、2014年2月に「名古屋港外航クルーズ船誘致促進会議(現会長:藤森名古屋商工会議所 副会頭)」を設立し、名古屋港と地域経済の活性化につながる外航クルーズ船の寄港を増やすための具体的な活動を展開しています。また、地域一丸となった体制や、おもてなしの心を持ち、観光客を受け入れるための環境づくりも進めていきます。
【お問合せ先】
企画部 インフラ・国際担当
TEL:052-223-5703/FAX:052-231-6767