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本所議員が予想する『2020年の経済展望』に関するアンケート調査

本年も年の瀬を迎え、当地域経済を代表する本所議員の方々を対象に「2020年の経済展望」に関するアンケート調査を実施した。
調査の概要等は下記の通り。

  • 調査期間:令和元年11月27日(水)~12月11日(水)
  • 調査対象:本所議員企業150社(回答企業 78社/回答率 52.0%)

調査結果のポイント

  • 【1.世界経済】         「悪化」「やや悪化」の見通しが大きく増加
  • 【2.国内経済】         世界経済見通し同様、「悪化」「やや悪化」見通しが増加
  • 【3.株価水準】         「22,000円~23,000円」が約2割と最多
  • 【4.為替水準】         予想平均値が調査時点の為替水準比で円高を予想
  • 【5.経営状況】         「厳しくなる」「やや厳しくなる」の予想が微増
  • 【6.重点取り組み(複数回答)】 「コスト削減の強化」が約7割と最多
  • 【7.来年への期待(複数回答)】 「国内景気の安定」が8割超と最多
 【1.世界経済】 「悪化」「やや悪化」の見通しが大きく増加
   「悪化」「やや悪化」の見通しが50%と昨年調査結果に比べて10.5%増加。
   業種別での「悪化」「やや悪化」の予想割合は、製造業、非製造業とも50.0%で、前年比較では非製造業が大幅に増加した。
 【2.国内経済】 世界経済見通し同様、「悪化」「やや悪化」見通しが増加
   世界経済見通しと同様に、全体で「悪化」「やや悪化」の悪化判断が前年比7.5%増加。
   特に非製造業では前年比較で9.3%増加した。
 【3.株価水準】 2割程度が「22,000円~23,000円」を予想
   株価水準については、21.8%が「22,000円~23,000円」を予想した。なお、2020年末の単純平均予想は22,293円となっている。
 【4.為替水準】 予想単純平均値が調査時点の為替水準比で円高を予想
   今回の調査開始時点のレートが108円台であるのに対して、単純平均予想は107円台と若干の円高方向の見方。
 【5.経営状況】 「厳しくなる」「やや厳しくなる」の予想が微増
   
来年の経営状況見通しについて、「厳しくなる」「やや厳しくなる」の予想が42.4%を占めた。
   前年比1.1%の増加で大きな変動はないが、内訳では非製造業の「厳しくなる」の割合は増加しており、見通しが厳しいものになっ
   ている。
 【6.重点取り組み(複数回答)】 全体で「コスト削減の強化」が最も多い   
   全体で「コスト削減の強化」が7割近く(67.9%)と最多。 
   業種別にみると、製造業は、「コスト削減の強化」が一番多く、昨年対比で大きな伸びを示した。
   非製造業は、「コスト削減の強化」と並び「人材育成・採用強化」が一番多い結果となった。
 【7.来年への期待(複数回答)】 「国内景気の安定」が8割超と最多
   全体では「国内景気の安定」が8割超(82.1%)、次いで「個人消費の拡大」、「中国・新興国経済の安定」、「米国経済の安
   定」、「労働力の維持・改善」などが続いた。

【お問合せ先】

企画調整部 企画調整・広報ユニット 中村
TEL:052-223-5715(直通)


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