日欧EPAの大枠合意について

2017年7月6日

今回、日本と欧州連合(EU)との間で経済連携協定(EPA)交渉の大枠合意がされたことは、保護主義的な動きもある中でグローバルな自由貿易体制を推進する見地から、意義深いことであり、歓迎する。

本協定により影響を受ける産業分野は多岐に亘り、未だ協定の細部の詰めが残っているようであるが、日欧間において95%にのぼる項目で関税がなくなり、自由な貿易がなされるようになることは、基本的に望ましいことである。

政府には、円滑な最終合意に向けて、速やかに協議を進めていっていただきたい。

名古屋商工会議所
会頭  山本 亜土


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