名古屋が世界に誇る「モノづくり」を観光の魅力へとつなげるため、国内外からの観光客を主なターゲットに、優れた「匠の技」を活用した新たな土産品の開発を目指すプロジェクト。
現在、名古屋市内の3社のモノづくり企業と連携して、下記の新たな土産品の開発を行っています。
神具「三方(さんぼう)」の老舗、岩田三宝製作所(名古屋市熱田区)による、ワインや日本酒を冷やすボトルクーラー。檜の1枚板を曲げる三方の伝統技法を用い木目の美しさや柔らかな曲線が特長です。金属やプラスチックと比べ軽量で保冷性が高く、氷や水を入れても漏れないようウレタン加工しています。
名古屋黒紋付の老舗、山勝(やまかつ)染工(同市西区)による染め物の手ぬぐいセット。同社の黒紋付き染めで徳川家の三つ葉葵(あおい)を染め、有松絞と名古屋友禅のそれぞれの専門職人が金のしゃちほこと名古屋城の夜景を染め上げた。名古屋で培われた3つの染め物をセットにした商品が初めて登場しました。
アコースティックギターの穴の周りを飾る寄せ木細工の量産を国内で唯一手掛ける楽器部品製造の大和(だいわ)マーク(同市中村区)による手鏡。カエデ材の手鏡を作った。同社は、その技を生かし、鏡の周囲に0.5ミリ角の木材を並べて彩り、裏面にはサクラ模様の螺鈿(らでん)などを施した。
【お問合せ先】
名古屋商工会議所 商務交流部 流通・観光・街づくり担当 村上
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